記事はイートレードさんのHPから引用です!
<東京市場・15日>
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関連銘柄 | 前場終値 | 前日比 | PER | PBR | 利回り |
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三井造船 <7003.T> | 292円| +14円| 18.7| 1.65| 1.37|
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三井海洋開発 <6269.T> | 3760円| +100円| 30.5| 3.26| 0.47|
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鉱研工業 <6297.Q> | 293円| +11円| 10.0| 3.32| ──|
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松下電器産業 <6752.T> | 2045円| +25円| 19.2| 1.11| 1.71|
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三洋電機 <6764.T> | 217円| ─3円| 16.5| 4.74| ──|
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原弘産 <8894.OS> | 179000円| +7000円| 8.6| 1.60| 2.79|
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*PER、PBRは倍。利回りは%。PER、利回りは予想値から算出。
水野 文也記者
[東京 15日 ロイター] 原油先物価格が再び最高値を更新したことを受けて株式
市場では代替エネルギー関連株に注目が集まっている。次世代燃料として脚光を浴びてい
るメタンハイドレートのほか、太陽電池や風力発電、さらには省エネ機器を取り扱う企業
など、原油急騰に比例する形で物色されて行くとみる関係者が少なくない。
週明け14日のニューヨークマーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場は、
供給懸念の高まりや軟調なドル相場を背景に買いが優勢となり、米国産標準油種WTIの
中心限月5月限 は前週末終値比1.62ドル高の1バレル=111.76ドルと終
値で最高値を更新。その後も上昇が止まる気配が見られず、電子取引でも9日につけた過
去最高値112.21ドルを上回った。
原油市場の今後について市場では「ドル安のトレンドが変わらない限り、運用資金が原
油に向かう状態が続くとみられる。マーケットは120ドル台も視野に入れているよう
だ」(かざかコモディティ・主席アナリストの鈴木孝二氏)といった声もある。企業業績
に大きな影響を与える要因として、原油価格の動きからまだまだ目が離せそうにない。
そうした中、原油高でメリットを享受しそうな銘柄が関心を集めている。その内容も、
これまで関連銘柄で物色の中心だった石油株に加え、代替エネルギーや省エネ関連機器を
手掛ける銘柄に広がりをみせており、「原油が反落した場合、石油株は販売価格下落で生
じるデメリットが懸念されるようになるため、脱石油や省エネなど将来的に有望なビジネ
スにマーケットの目が向き出した」(準大手証券情報担当者)という。
岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏は「原油価格が高止まりする中にあって、太陽電池
に強みを持つ三洋電機 <6764.T> が1月以降、堅調に推移してきたほか、風力発電、メタン
ハイドレートなど他の代替エネルギー関連株も物色されている」と指摘する。
実際、三洋電機は1月安値120円から4月高値248円まで株価が2倍以上も上昇。
風力発電関連の代表格である原弘産も、1月安値10万8000円から2月高値26万
2000円まで上昇した後の調整局面にあるが、株価は半値押し近辺で底堅さを増してき
た。
原弘産の風力発電機は、3月19日に中国の内モンゴル地区で24基受注、中国国内で
の実績が134基に達したほか、3月26日に鹿児島県南九州市で7基受注するなど内外
でビジネスを広げている。
さらに、14日に松下電器産業 <6752.T> が2009年度から一般家庭向けに発売すると
発表した家庭用燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システムに関して「原油高が
続けば、先行き評価される可能性が高い材料」(準大手証券情報担当者)との声もあるな
ど、関連銘柄を探す動きが今後も活発化するとみられる。
こうした中で、市場の注目度が日々高まっているのがメタンハイドレート関連だ。メタ
ンハイドレートはメタンガスと水が結びついた固体状の物質。日本周辺海域の深海地下に
埋蔵が確認されており、資源の少ない日本にとって有望な次世代エネルギー源として期待
されている。
既に、独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が3月28日
にメタンハイドレートから天然ガスを連続して生産する実験に世界で初めて成功、商業生
産に向けて開発のスケジュールを消化中であるなど、理想買いで終わる材料ではない。株
式市場では、関連銘柄として三井造船 <7003.T> 、その子会社である三井海洋開発
<6269.T> 、地下資源工事用の掘削機械で実績がある鉱研工業 <6297.Q> などが注目されてい
る。
三井造船は15日に中期経営計画を発表。中核、成長、新規の3つを戦略事業として挙
げたが、そのうち「新規事業に属するメタンハイドレートは期待の分野になるとみてい
る」(広報担当者)という。同社株は、2010年度に営業利益540億円という数値目
標が好感され、計画発表後に人気化した。
もっとも、メタンハイドレートについては「今年で開発計画におけるフェーズ1が終了
した段階で、今後もフェーズ2、3と開発ステージは続く。日本が技術的に先行したもの
の、具体的な商業生産量などがわかるのは先の話」(JOGMEC・石油開発技術本部R
&D推進部)という。本格的に株価に織り込む材料としては時間がかかるものになりそう
だ。
※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。
(ロイター日本語ニュース 編集 石田仁志)
※(fumiya.mizuno@reuters.com; 03-6441-1817; ロイターメッセージング:
fumiya.mizuno.reuters.com@reuters.net)
2008年04月16日
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